先週、家族の用事で名古屋に戻った時にたまたま通りかかった栄のど真ん中のストリートライブ。それはとても今の僕にはまるで何かの必然のように感じるほど、全くの違和感がない形でまさに目の前に、否、我が耳に届いた。通りの向こうから聞こえる歯切れのいいハイハットの刻む音と16ビートを小気味よく横切るベースとそれに絡むキーボードとカッティンギター。角を曲がり、そのバンドに対峙した瞬間、もう体が反応して、ビートにあわせて体を揺らせている。いいサウンドだ。どんなジャンル?そういう質問は野暮だ。聴けばわかる。かっこいい音楽だ。ellmerというジャムバンドです。お気に留めておいていただき損はないと思います。
20分のストリートを終えて、少し休憩を入れる間に、雑談をした。CDはある?あ、あります。一発録音?あ、ストリートで録音したものをマスタリングで調整しました。だから結構生々しい音になったと思います・・・じゃ、聴いてみる。
なんていう会話をしながら次のステージもたっぷり1時間聴かせてくれた。
今も聴いているけど、やっぱりいいなあ。自由に音楽してる。テクニックもしっかりある。ドラムがなんといっても主軸だろうけど、キーボードもベースもギターもそれぞれに好みの音楽ジャンルの違いを超えていいバランスでジャムっている。
このバンドを聴くために名古屋に行く楽しみも増えた。5/18の金曜に今池のパラダイスカフェで久々のライブハウスをやるそうです。いや〜行きたい。今回はさすがに無理なんだけど・・・
ドラマーは東京にも活動拠点があるそうなので、こちらでも違うセッションをみてみたい。
こちらに戻り、あわただしく日常が始まる。来月にはベイベーズの萩さんの誘いで赤坂グラフィティで拓郎さんのトリビュートライブにも参加する事も決まった。ソロプロジェクトは曲がたまるまで少しお休みしますが、セッションする楽しさをここでも。早速恵比寿のスタジオにメンバーが集結していろんなアイデアを出し合う。アコースティックながらインプロを重視した構成にしようと、目下セットリストは毎日激変中。バンド名は「気ままな世界ズ」にしました。デモテープを作り、ネットで共有しながら作り上げる。そういう過程も含めて楽しいユニットです。面白い。あんなのもこんなのも、と思い悩むのもまた楽しい。
まあ、とにかくやってます。