2014年5月19日月曜日

鰻とポールに関する奇妙な考察

最近はうなぎの価格が高騰していて、なかなかありつく事が出来ない。特上じゃなくてもいいので、もっと気軽に食べたいのだけどそういう価格じゃなくなった店が多い気がする。10年以上通っているお店が一軒だけあるのだけど、そこだけはまだ庶民的な価格で健闘している。そこのうなぎのこだわりもすごくて、いいうなぎがない時は店を開けない。店主のこだわりがよく現れているエピソードとしては夏の土用丑の日と言えば鰻やの書き入れ時だと思うのだがその日もお店を閉めていて、後日聞いてみたら、そんな日は他店に沢山出回って、高価な上に市場にろくな鰻がないからだそうだ。そんなわけで、あの店がなくなったら我が家は楽しみが一つ減ってしまう。がんばってほしい。 

話は変わりポールマッカートニーの国立競技場の2公演が直前で中止になってしまった。初のポールの野外イベントをチケットを手にして観る事が出来なかった方々はさぞ残念な思いだろう。その休止理由をある音楽評論家が深酒だとツイートし炎上騒ぎになっている。公演が観れなかった方には申し訳ないけど、できればそんな理由であってほしいと思う。なかなかロックな理由で面白い。 

16時を回り、開場時間になり、まだ開門しない競技場の前や、ポールのいるペニンシュラホテルの前で、いろんな人がライブなつぶやきをアップしているのを読んでいたらとてもドラマチックなものがあった。その中で可笑しかったのは「今、チケットもぎりの人達がいなくなっちゃったから、今日はきっと中止だ・・・」という、なんとも淋しそうなツイート。 

たしか前日にオークションにVIPのチケットが出品されていた。そのチケットがあると、サウンドチェックから会場に入り、席もステージの直前で、という超プレミアムチケットなんだけど、80000円のチケットが最終的には520000円で落札された。その金額を事前に支払い、その売り主も同行しプレミアムに楽しむと言うものだったはずなんだけど、こんな事態になったので、両者は一体どうなったんだろうかとか、なんだかいろんな事が気になったりしたけど・・・何はともあれ、武道館と大阪はまだ中止になっていないので、無事公演が開催されるといいんだけど、どうなるでしょう。 

鰻とポール。なんだか関係なさそうで奇妙に符合する事実。つまり、お金さえあれば高価なものを簡単に手に入れられるわけではないのだ。という事です。

2014年5月18日日曜日

なんだか遠い国の事みたいです。

この季節が一番好きだ。でも毎年違う。この一年も忙しなかったけど。
この一年で何が変わっただろう? 

日本はなんだかおかしな事になっているみたいだ。 
中国と韓国の挑発に乗って首相は憲法解釈を拡大しようとしている。 
今のままでは国民を守る事が出来ないと言い、戦後の歴史を大きく塗り替える 
面舵をきろうとしている。 

そんな小国では亜米利加国の大スターが続々とやってきて大金をかっさらって帰って行く。 

日本経済がそんなに活性化しているとは思わないから、きっと何かウラがあるに違いない。 
10万円の武道館のチケットがあっという間に売り切れる。 

なんだか遠い国の事みたいだ。 でも我が国の出来事です。

最近たてつづけに浅田次郎を何冊か読んだ。きっかけはカーラジオで聴いたJ-WAVEのラジオドラマだった。短編を毎週いろんな語り手が朗読するんだけど、その話が終わるまでクルマから降りられなくなった。目的地にはとっくに着いているのに・・・ 

こんなにいろんな切り口がある作家だとは思ってもいなかった。 

閑話休題。古いモーリスのギターがあって、チューニングをして弾いてみると木が枯れてものすごく鳴っている。古い弦なのに、マーチンにはった新しい弦より鳴りがいい。ただし、ナットと言う弦を固定する部分がすり減っていて弦高が低すぎるのでフレットにあたってしまう。ナットを変えれば蘇るかもしれない。と思い、リペアマンに相談したら、ナットを変えて、サドルの高さを調整したらいけるはずだと、心強い言葉をくれた。そのまま彼にモーリスを託し、先日そのリペアが終了してとりに行ってきた。 
まあ古い楽器なので、少し鳴ってくれたら儲け物だというくらいの感じで弾きはじめたんだけど、いや、これがなんだかすごく弾きやすくて、思った通りの鳴りの良さで・・・ 

で、やっぱり、モーリス持てば、こんな曲をやってみたりして。 

「遠くで汽笛を聴きながら」 

http://radiopepe2.up.seesaa.net/image/kiteki.mp3

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