このところどういうわけかビートルズをずっと聴き続けていて自分の中では第三次ブームの様な感じになっている。はじめはレットイットビーのEPをはじめて買って、なんていい歌なんだろうと思った時に、ラジオでエアチェックをしながら聴いていた頃のこと。その次は大学の音楽サークルでビートルズバンドを結成してダンパで演奏しまくっていた頃。その時にジョンレノンが凶弾に倒れ、追悼ライブをやったりした・・・その後もコマメに音源は聴いていて、レアなミックスやテイク違いに興味を持ったりした事もある。今回はとにかく2009年のリマスター以降の音源が大体出そろったところで、何となく聴き比べていたらいろんな細かい仕掛けに気がついたり,バンドとしての完成度の高さと個々のキャラクターの魅力が底なしなところなんかがついつい気になったり・・・それから、USBで簡単にすごくクリアーな音が体感できた事も大きいんだけど。
それで,一番最初のアルバムの一発めのI saw her standing thereのミックス違いを色々聴いてみると、どのテイクもいろんなアプローチを試行していてここにたどり着く必然のような音になったものがレコードになっていることがわかる。アコースティックな音でも聴いてみたかった。
今日は大雪で外出の予定を変更して、音楽三昧ですごしたのです。原由子のボーカルはすごくいいなあ。桑田の楽曲も、彼女自身の曲も。今の自分にしっくり来る。きっと彼女はずっとそこで歌っていたんだな。おくればせながら、やっと耳に届いた。CDも何枚か持っていたけれど、こんなに素直に聴こえたのははじめてでした。
それで、コーヒーを飲みながらアイソーハースタンディングゼア。自分でもちょっとやってみました。