2011年12月11日日曜日




素晴らしい天体ショーに魅せられた。10-21倍の双眼鏡で観ていたんだけど、うっすらと流れている雲が神秘を際立たせていてその幻想的な雰囲気に寒さを忘れて見入ってしまう。23時過ぎに皆既になった後は、右端の方にうっすらと光を感じながら赤茶色の月が光をなくしてもある意味すごい存在感を示しながらオリオン座の上に浮かんでいる。双眼鏡で観るとそのディテールが模型のようで面白い。昨夜の月は生涯観た中で一番「かっこいい」月だろう。ずっと表情を変えながら、また輝きはじめる。ヘッドフォンをつけながら、飽きないで観ていた。ipodにはレッチリとストーンズとディラン。1時をすぎると、だんだん元通りの月に近づいてきた。あと10分で部分月食も終わる。ここまで見たら見届けようと思い、ipodのボリュームを上げる。毛皮のマリーズが弦楽四重奏曲第9番ホ長調「東京」を演奏していた。

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