2015年7月31日金曜日

えいこく屋の珈琲をのんでアナログレコードの音に耳を傾けた


覚王山の参道を 僕らは肩を並べて歩いた

アートスクールに通う 純粋な高校生

少しデッサンに疲れると 近くの「コットンハウス」で

文字通りお茶を濁していた

先の人生の事を真剣に考えてみようなんていいながら

きっとなんとかなるだろうと勝手に絵を描いてた


ジャズを聴いたのもその頃「おーるあろーん」というとても小さなお店で

よく田代本通から歩いた

小さな木のドアを開けると すごい音でジャズが流れてきた

先輩がおいてきたサボテンに 忘れた頃に水をやったり

キースジャレットをはじめて聴いた日 自然に涙が流れた

そんな頃の事 やっと歌にできる


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