2009年11月29日日曜日

僕のウクレレは、コアロハ。


ウクレレは可愛い。音も可愛い。

簡単に弾けそうな気がする。とりあえず、チューニングをしたら、一弦の3フレットを押さえてポロロンと奏でれば、Cのコードが奇麗に響く。次は4弦の2フレでAmに行く。それから、FとGを覚えれば4つのコードで、いろんな歌の伴奏ができる。そんな風にしてウクレレに入っていく。

4つのコードでもかなり楽しいんだけど、それぞれのテンションノートを加えていくと、その世界は一気に広がっていく。こんな小さな楽器でも、宇宙的な規模で表現の幅が広がるわけです。

はじめてウクレレを手にしたのは小学生の時に父親がぶらりと立ち寄った古道具屋の店先に置いてあったウクレレを見つけて何故か買ってくれたのが始まりだった。大した知識も無いのにコードだけは5.6個覚えて適当にフォークソングの歌本なんかを見ながら歌っていたのを覚えてる。ウクレレと一緒に写ってるコードブックは当時のもので(俺も相当物持ちがいいな)150円って書いてあります(笑)

今所有しているウクレレは10年くらい前に購入したもので、Ko.Alohaというメーカーのものです。メイドインハワイ。(ハワイでメイドカフェやってる人じゃないよ)木が乾いたのか、とてもふくよかな音がします。そしてとても弾きやすい。ギターをよく弾く人は楽器を持ち替えた時に一番気になるのがネックの握り具合だと思うんだけど、このコアロハのウクレレはそのあたりがとてもいい感じにフィットした。本当はハワイのハンドメイドといえばカマカというメーカーが有名で、実際にホノルルのダウンタウンにあるカマカの工場に行って弾いてみたりしたんだけど、やっぱり、コアロハを選んだのはネックの厚さとか握った感じがちょうど自分にぴったりだったという事につきる。

これはギターに関しても同じで、手があまり大きくない、というか指が短いのか(笑)そういう自分にはあまり厚くて太いネックは弾きづらいものが多い。とくにUSA産は手の大きなアメリカ人を基準に作っているので、日本人には微妙にそういうところがジャストフィットしていないわけで。

薄くて弾きやすいコアロハのウクレレはチューニングも比較的くるいにくい工夫がペグに施されているし、フレットもしっかりと打ってあって安定感がある。狭い部屋でポロンと奏でるだけでもうそこは陽の降り注ぐ常夏の島に。

あ、こんな事を書いていたらまたハワイに行きたくなった〜

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