大好きなイラストレーターで、いろんな影響を受けた一人のアーティスト「沢田としき」さんが4月27日になくなったという話を聞いて、驚き、そして残念な気持ちでいっぱいだ。入院先の病室で最後の最後までイラストレーションを仕上げていたという。彼はフォーク系のアーティストのジャケットカヴァーイラストを多く手がけ、故西岡恭蔵さんや故高田渡さんの追悼ライブでも味のあるペインティングを披露していた。お仕事でも何度かお話しさせていただいた。とにかくハードボイルドな世界観とエスニックと音楽と放浪、いろんなこだわりが交錯していて、それでいて暖かく、ヒューマンなものが背景にある。ユーモアと誠実。ブルースを愛し、サックスを演奏し、大塚まさじさんのレコード「屋上のバンド」では彼も参加している。
いつも何かを表現している人だった。ああ、またかっこいい男がひとり、この世から去っていった。こんな夜には一人で飲むにはさみしすぎる・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿