2011年8月4日木曜日

コカ・コーラの夏




















コカ・コーラをはじめて飲んだときの事をミクシーで書いた。
炭酸のあのインパクトと何ともいえないあの味と色とボトルの形と
遠いアメリカの文化を日本の田舎町ではじめて味わったときに
なぜか、とてもワクワクした事をおぼえている。

暑い夏にコカ・コーラはかかせない。

故 西岡恭蔵の歌にもコカ・コーラの広告塔がシンボリックに登場する。
昔の夏は味があった。ゆっくりと時を過ごして、風を感じる時間が大切だ。


「パラソルさして」   詩 西岡 恭蔵

コカ・コーラの広告塔の影にまもられた夏が

ひと気のない公園に ポツンと君を浮かべる

人まち顔の街角はおいてきぼりの君の夏

のぞいた僕は きまぐれな風さ

  緑の夏をパラソルさして 君をさそって街を歩けば

  ときには風も吹くみたい ときには風も吹くみたい

麦わら帽子の穴ボコを 通りぬけた夏が

しゃがんだ君の横顔に 白い頬紅つけた

絵日傘さした 陽炎達と ドレスの君の舞踏会

見守る僕も 青い燕尾服

  緑の夏をパラソルさして 君をさそって街を歩けば

  ときには風も吹くみたい ときには風も吹くみたい

行くあてなしの ロマンス船が 光の海の公園で

君を誘った 夏の昼下がり

  緑の夏をパラソルさして 君をさそって街を歩けば

  ときには風も吹くみたい ときには風も吹くみたい

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