僕がまだ名古屋で高校生だった頃。ロックやジャズやポップスやフォークソングやアメリカの香りをいつも感じさせてくれた音盤は「ATOM」という伝説のロック喫茶にあった。アサイラムのアーティスト、ジャクソンブラウンやカーリーサイモンやジェームステーラー、ドゥービーやイーグルス、マッスルショールズのいなたいセッションもここで大音量で聴いていた。ジャズに興味が行く前はここで音楽を聴く時間がかけがえのない青春のひとときでありました。アトム、また復活してくれないかなあ。
石川橋のバス停から歩いて15分くらい桜山の方に歩いて右に路地を入ると雰囲気のあるウッディなドアが見えてくる。店内はレンガが印象的で、JBLのスピーカーが店のイメージを決定づけていた。いつも大音量のアメリカンロックをLP片面分かけていた。スティーブミラーバンドの「ペガサスの祈り」を初めて聴いたときの衝撃は今でも忘れない。
東京に来てからはそこに行く事は滅多になかったけど、後に栄にもお店ができたと言うから行ってみたら、同級生の女の子がバイトしていて驚いた。その人は今や信じられない程の有名人だけど。
その頃僕はバンドばっかりやっていて、デモテープを作るのが楽しくてさ。
今日、昔の音源を整理していたら「石川橋」の事を歌ったデモテープが出てきた。いや〜コッパズカしいな〜と思いながら、聴いていたらそれなりにアナログなテープレコーダーで一生懸命作った感じが懐かしくて。くり返し聴いちゃいました(笑)
ついでにアップしました。すごくヒマなら聴いてみてチョンマゲ。
「石川橋の歌」
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※クロームテープが泣かせるぜ〜